ownCloud 8.1からownCloud 10.0にアップグレード
古いownCloudを使い続けていたので、最新バージョンの10.0にアップグレードした。
PHPのバージョン
ownCloud 10.0がサポートするPHPのバージョンは5.6とPHP 7.0以上となっている。
PHP 7.1 support added (supported PHP versions are 5.6 and 7.0+)
Changes in 10.0.0
https://doc.owncloud.org/server/latest/admin_manual/release_notes.html#changes-in-10-0-0
CentOS 7のPHPのバージョンは5.4なので、Remi’s RPM repositoryのPHP 5.6をインストールする。
8.1から8.2
8.1から8.2にアップグレードする。
8.1から9.0以上にはアップグレードできない。
アップグレードの手順は以下の通り。
既存のownCloudディレクトリの名前を変更する。
ownCloud 8.2をダウンロードし、展開する。
設定ファイルを既存のownCloudディレクトリからコピーする。
ファイルの所有者をapacheにする。
アップグレードを実行する。
データを既存のownCloudディレクトリから移動する。
サーバーを再起動し、動作を確認する。
8.2から9.0、9.0から10.0
8.1から8.2と同様に行う。
各バージョンのownCloudはownCloud Server Changelogにある。
ファイルを見失ったら
アップグレード作業でownCloudからファイルが消えていたら、手動でファイルをスキャンする。
[…] 下記の5番目の手順を実施。 ownCloud 8.1からownCloud 10.0にアップグレード – かひわし4v1.memo […]
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