各種ZUIKO DIGITALレンズで撮る月面
気がついたらレンズがたくさん生えていたので月面で撮り比べてみました。
使用レンズ
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
フォーサーズの超望遠レンズ。
フルサイズ100-400mm相当のレンズなのに中古で最安3万円台で買えるという異常なほどのコストパフォーマンスを誇る。
数少ないフルタイムMF対応レンズ。
非SWDレンズと違ってバイワイヤ駆動ではないので後継レンズよりずっとMFでピントが合わせやすい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
マイクロフォーサーズの望遠レンズ。
ワイド端よりもテレ端の方が高画質。
AFスピードがとても速い。
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDのAF動作が止まって見える。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PRO
マイクロフォーサーズの超望遠レンズ。
全てのフルサイズ用300mm F4レンズより大きく、重く、高価なレンズ。
手ぶれ補正が強力なので、普通に月面を撮るのであれば三脚を全く必要としない。
撮影結果
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD(200mm)
開放でもまあまあ写るけど、f/5.6まで絞るとキモいほどシャープになる。
f/11まで絞ると画質が低下する。
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD + EC14(283mm)
開放だと月のエッジが少しにじむ。
少し絞ったf/5.6以上で使うのがいいと思う。
それでも安価な300mmズームよりはよく写ってそう。
f/8.0まで絞るとしっかり写る。
レンズとテレコン合わせて5万円程度だったので値段を考えると異常なほど画質が高いと思います。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(150mm)
f/2.8〜f/5.6までほぼ同じ画質。
開放からとても良く映る。
f/8.0から回折でボケ始める。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14(210mm)
f/8.0から写り始めてf/5.6まではなんか像が流れてる。
ピントリングの操作性が悪すぎてピントが合っていないのかもしれない。
明らかに50-200mmの方が画質がいい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PRO(300mm)
開放からとても良い写り。
絞る必要性を全く感じさせない。
ちなみに開放で50-200mm + EC-14をf/8.0まで絞った時の画質を上回ってます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PRO + MC-14(420mm)
f/8.0がピーク。
でもf/5.6でも十分写るし、月面みたいな典型的な無限遠の被写体でなければ開放でもいいと思います。
ちなみに焦点距離が長いので月がどんどん動いていってあっという間にファインダーから消え去ってしまいます。