メモリを32GBに増やした
メモリは多ければ多いほどいいので32GBにしました。
未だ買い替えが行われないCore i7 2600Kマシンの延命策です。
メモリはセールで安売りされていたDDR3 1600MHz 8GB 2個セットを2つ購入。
8GBが4つなので32GBです。
32GBにもなるとmemtest86+のテストが2600Kの全コアを使っても1周5時間程度かかります。
メモリのエラーなんて論外なので必ず1周はするようにしましょう。
Linuxでメモリを無駄遣いする方法
キャッシュやテンポラリファイルをメモリ上に展開する
~/.cache
や/tmp
といったディレクトリは別に消えても問題ないのでメモリ上に保存するようにするといいと思います。/tmp
に関しては再起動すると必ず消去されるので関係ないですけど。
/etc/fstab
に以下のような記述を追記すればtmpfsにマウントされるようになります。
つまりメモリ上に保存します。
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tmpfs /home/USER/.cache tmpfs defaults,size=5G 0 0 tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=2G 0 0 |
再起動するかmount /tmp
するなどしてマウントすれば反映されます。
Firefoxのディスクキャッシュを無効化する
ディスクキャッシュを無効化し、キャッシュをメモリ上に保存させるようにします。
- URL欄に
about:config
と入力してEnter browser.cache.disk.enable
をfalse
にするbrowser.cache.memory.enable
をtrue
にする
SSDでもウェブアプリなんかは速度向上を体感できるかもしれません。
ブラウザのプロファイルをメモリ上に展開する
Profile-sync-daemonを使うとメモリ上にブラウザのプロファイルを再配置します。
ブラウザのプロファイルはキャッシュと違い、消えるとブラウザの設定が消えたりします。
Profile-sync-daemonは1時間毎にプロファイルをディスク上にバックアップするので、それを防ぐことができます。
インストール方法は公式ドキュメントを、使用方法はArchWikiに書いてあります。
SSDだとパフォーマンスの向上は体感し難いですが、SSDに書き込むデータ量を削減できるのでSSDの寿命向上を期待できます。
Preloadを使う
Preloadはよく読み込まれるファイルを自動でメモリ上に読み込むことで読み込み速度を向上させます。
例えばUbuntuでは次のようにインストールします:
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sudo apt install preload sudo systemctl start preload sudo systemctl enable preload |
特に設定は必要ありません。
Preloadは自動的に動きます。
無駄遣いの結果
全然使えてないです。
多分超高画素画像を編集するくらいでしか使わないです。