Linuxのログイン履歴
ログイン履歴はlastコマンドを使うと見ることができます。
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$ last khws4v1 pts/0 xxx.xxx.xxx.xxx Sat Apr 22 07:33 still logged in khws4v1 pts/0 xxx.xxx.xxx.xxx Tue Apr 18 13:34 - 13:36 (00:01) |
ユーザー名 / 端末のデバイス名 / 接続元のIPアドレス / ログイン時間とログアウト時間 の順番で載っています。
rebootというユーザーも出ますが、コンピューターの電源を入れると自動でログインする仮想ユーザーです。
これでコンピューターの電源を入れた・落とした時間が分かります。
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$ last reboot reboot system boot 4.8.0-46-generic Sat Apr 22 11:14 still running reboot system boot 4.8.0-46-generic Fri Apr 21 18:41 - 22:32 (03:51) reboot system boot 4.8.0-46-generic Thu Apr 20 19:36 - 22:02 (02:26) reboot system boot 4.8.0-46-generic Wed Apr 19 20:51 - 22:02 (1+01:11) |
最後にログインした時間
lastlogコマンドで各ユーザーが最後にログインした時間を見ることができます。
一度もログインしていないユーザーは**一度もログインしていません**
(英語だと**Never logged in**
)と出ます。
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$ lastlog mail **Never logged in** khws tty2 Sat Feb 11 22:07:12 +0900 2017 |
ログインに失敗した履歴
lastbコマンドでログインに失敗した履歴を見ることができます。
(おそらく)root権限が必要です。
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# lastb aaaaaaaa ssh:notty xxx.xxx.xxx.xxx Sat Apr 22 17:16 - 17:16 (00:00) root pts/1 Sat Apr 22 17:11 - 17:11 (00:00) |
存在しないユーザー名に対するログイン失敗も記録されます。
ユーザー名とパスワードを間違えて入力した場合は、ここにパスワードが載ってしまうので注意しましょう。
言いたかったこと
ログインの履歴はログに残るので、研究室から人がいなくなった隙に人のパソコンにログインして他人のプログラムのソースコードを見ようとするとバレます。
ネットワークブートが無効なのに帰宅後に電源が入った記録があったりしたのでブチ切れている。