【シャロシコ Advent Calendar 2015】特集・シャロシコと電車
この記事は「シャロシコ Advent Calendar 2015」7日目の記事です。
注意事項
この記事には以下の要素が含まれています。
- 鉄分
- 国鉄の匂い
- 乳首
- 変態
しかし、以下の要素は含まれていません。
- 美少女
- 二次元
- 今晩のおかず
はじめに
近頃のオタクたちに流行している「シャロシコ」、一体シャロシコとは何なのか?
調べたところ、「『ご注文はうさぎですか?』の登場人物の『桐間紗路』をおかずにしてシコること」のようです。
しかし、僕は「ご注文はうさぎですか?」を見たことないし、テレビなんか無いし、ニコニコは一般会員だし、シャロシコなんか到底理解できるような環境にないんですね。
シャロシコって何だよ(哲学)。
ではなぜ無理矢理にでもシャロシコと電車をくっつけるのか?
理由は山陽本線には友利奈緒がいること、シャロシコ Advent Calendar 2015に
効率的な方法、取り締まりについてなど。なんでも構いません。シャロシコがわからない人は好きな電車についてでも書いてください
と書いてあったことです。
僕はシャロシコがわからないので好きな電車についてでも書くことにします。
シャロシコと電車
シャロシコについて調べるときにあることに気が付きました。
「桐間紗路」はあの末期色と似ていませんか?
末期色とは山陽地区の普通鋼車体の国鉄型電車の塗装で、岡山県・広島県・山口県の山陽本線を中心に見られる塗装です。
- 105系
- 113系
- 115系
- 117系
- 123系
が末期色の対象となり、今では殆どの車両が末期色になっています。
末期色という名前が付いた理由ですが、塗装を単色化してコストを削減するという国鉄並の末期な発想と車両そのものが末期なことが挙げられます。
同じ末期色でも施行された工場、風化、一部だけ塗装するパッチワーク塗装の有無、塗装の剥がれなどの要素で色が異なるので、好みの末期色を探すこともできます。
ここでは様々な末期色について紹介していきます。
是非お気に入りの末期色を見つけてみてください。
105系
ローカル線を中心に見られる電車。
103系から改造されたものもあり、ドア数が違います。
ちなみに、広島支社は前面の表示器を白幕にするという伝統芸があるのですが、105系は側面の表示器が無いので、しかたなく前面の表示器を使ってます。
113系
見られる主な路線: 山陽本線、呉線、可部線
後述の115系とよく似ていますが、山陽地区ではそんなに多く存在しません。
末期色にされたせいで塗装から115系と区別することができなくなりました。
115系
見られる主な路線: 山陽本線、呉線、可部線
末期色の代表的存在。
115系は山陽地区以外にもありますが、ここまでの数と種類が見られるのも山陽地区だけでしょう。
- 0番台
あまりにもボロすぎるため、廃車確定。
未更新車、チクビーム、などネタ要素が多すぎる。 - 300番台
かなりボロい。 - 600番台
先頭車化改造された車両、意外と外観はまとも。
中身は・・・ボロすぎる!
実は1両しか残ってないレア車両。 - 1000番台
寒冷地にいた車両、ボロは西に来る。 - 1500番台
先頭車化改造された車両。
外観が食パンでまともじゃない。 - 2000番台
山陽地区向けの車両。
1000番台と違って寒冷地仕様ではない。 - 2500番台・2600番台
ボロボロの115系先頭車両をボロの113系先頭車両を魔改造により115系化して置き換えた車両。
普通に利用する分には特に問題ない。 - 3000番台
山陽地区向けの車両。
2ドアなので迷惑すぎる存在。 - 3500番台
117系のモハが余ったので115系にした車両。
車両性能が他とは異なるので乗り心地が悪い。
115系に関しては、山陽地区の山陽本線ならどこにでもいるので、確実に見ることができます。
117系
見られる主な路線: 山陽本線
個人的に1番末期色が似合わない車両。
山口県で走ってた117系は国鉄色だったのに末期色にされた後に岡山に転属されました。
岡山では快速サンライナーを中心に使われています。
殆ど末期色だけど、1編成だけサンライナー色が残っています。
もし、末期色117系を見たいなら福山〜岡山を往復しているサンライナーを狙うのがおすすめです。
123系
見られる主な路線: 宇部線、小野田線
元々荷物車だった車両。
今では山口県でしか見られないレア車両。
トイレは後付なので、不自然な外観になっています。
シャロシコに相応しい電車
数ある末期色の中でも「これは間違いなくシャロシコのメタファー(暗喩)だ!」と確信したのがこいつです。
それは広セキH-01編成。
以下にその根拠を示します。
根拠1 末期色
シャロの金髪と末期色が酷似。
根拠2 編成名
「広セキ H-01」編成なのですが、HというHなアルファベットを使っていることから、「シャロシコ」というHな行為を表していることは明白。
ちなみに広セキのH編成はH-01編成しか存在していません。
根拠3 チクビーム
チクビームとは、シールドビームを取り付ける際に、元々あった大型前照灯を取り除かずに鉄板で埋めて、その上にシールドビームを取り付けるという、JR広島支社の下関総合車両所が行った魔改造の1つです。
どう見ても乳首にしか見えず、物凄く変態、そしてダサいため、殆どの車両はチクビームではなく普通のシールドビームです。
参考画像: チクビーム
参考画像: 普通のシールドビーム
そして、シャロシコをする際につかうおかずは多くの場合R-18、乳首を堂々と載せているはずですね。
チクビームも堂々と山陽本線を走っているのでその点が一致しています。
根拠4 変態
広セキH-01編成は
←下関 クハ111-812 モハ114-1172 モハ115-1100 クハ111-811 岡山→
となっています。
この編成は広島支社の現役車両の中でもトップクラスな変態編成です。
その変態さを取り上げて、紹介します。
混合編成
広セキH-01編成は115系のモハと113系のクハが混ざっている編成です。
混ぜると抑速ブレーキが使えなくなるという制約がでてくるのですが、広セキH-01編成は魔改造をすることでその制約を克服しました。
同様の魔改造を行った広セキR編成もありますが、R編成で改造されたクハは113系から115系に車番が変わったのに、広セキH-01編成では113系のままになっています。
両チクビーム
現役のチクビームの車両は他にも広セキC-16編成、広セキC-21編成がありますが、両方の先頭車両がチクビームなのは広セキH-01編成だけです。
クハ111-812
クハ111-812は現役最古の113系です。
分散型クーラーにチクビームという物凄く変態な車両です。
もちろんドアは半自動扱いの時は手動です。
シャロシコもいちいちインターネットを使って全世界に自分がシコったことを報告するので広セキH-01編成並に変態であることは間違いありません。
根拠5 設定
生活費の為に、ハーブティー専門の喫茶店である「フルール・ド・ラパン」を始め、様々な店でバイトに明け暮れている。
桐間紗路 (きりましゃろ)とは【ピクシブ百科事典】
http://dic.pixiv.net/a/%E6%A1%90%E9%96%93%E7%B4%97%E8%B7%AF
一方でJR西日本広島支社も
経営の為に、ボロ車受け入れ専門である「山口県」を始め、様々な路線でボロ車を使いまわしている。
また、末期色で塗装に使う費用を削減する、車齢50年超の車両を走らせる、ガムテープで車両を補修するなど貧乏であることも酷似しています。
広セキH-01編成はまさに車齢50年超の車両です。
Let’s シャロシコ!シャロシコStep
せっかくシャロシコするんだからシャロシコ要素がふんだんに詰まった広セキH-01編成でシャロシコしたいという人もいるでしょう。
そこで、広セキH-01編成でシャロシコをするためのStepをまとめておきます。
1. 広セキH-01編成を探す
広セキH-01編成は岡山〜下関で見ることが可能です。
岡山支社まで乗り入れることは少ないことと利便性を考えると、新山口駅、広島駅辺りがおすすめです。
広セキH-01編成はいつ廃車になってもおかしくないので、早めに行かないと二度と見れなくなってしまいます。
2. 致す
トイレは下り側のクハ111-812にあります。
上り側のクハ111-811にもトイレはありますが、封鎖されてます。
ボロ車なので揺れが激しくまともにシャロシコなんかできるわけないですが頑張ってください。
3. 報告
山口県内の山陽本線は圏外になる区間があるのですぐに報告できないかもしれません。
他の変態編成
広セキH-01編成を狙っても、その日のうちに見られる保証はありませんし、もしかしたら廃車になっているかもしれません。
そこで、他の変態編成を載せるので、場合によっては妥協することも考えてみてください。
広セキC-13編成
クハ115-608が現役最後の先頭車化改造された600番台。
シートピッチも初期タイプで、手すりも古い。
広セキC-16編成
クハ115-191がチクビーム。
クハ115-218はバケットタイプのボックスシート。
広セキC-21編成
クハ115-192がチクビーム。
クハ115-192は運用離脱?
広セキC-35編成
クハ115-334・・・お察しください。