Fedoraのdeltarpmの無効化方法
Fedoraで
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yum update |
すると
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Delta RPMs reduced 87 M of updates to 13 M (84% saved) |
とか出るんですよね。
これはどういった意味かというと、パッケージのアップデートをするときにdeltarpmでパッケージそのものをダウンロードするのではなくて、手持ちの古いパッケージとの差分だけをダウンロードして、帯域幅を節約しているんです。
結果として、ダウンロードするファイル容量は削減されるので時間短縮になるのが一般的ですが、必ずしも時間短縮になるとは限りません。
差分をダウンロードしてくるのはいいのですが、当然手持ちの古いパッケージに差分を適用して新しいパッケージにしないとインストールできないんです。
この処理は軽いわけではなく、低性能なPCだと割と時間がかかってdeltarpm使わないほうが早く終わります。
deltarpm無効化方法
/etc/yum.conf
を編集します。
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[main] cachedir=/var/cache/yum/$basearch/$releasever keepcache=0 debuglevel=2 logfile=/var/log/yum.log exactarch=1 obsoletes=1 gpgcheck=1 plugins=1 installonly_limit=3 deltarpm=0 |
deltarpm=0
を追記します。